■ゆがまない遠近両用 「バイフォーカル -by focal-」

DSC_0040 ある一定の年齢層の方は皆様ご存知だと思います。これが「遠近両用レンズ」二重焦点です。
遠⇔近との焦点の切り替えを可能にした「by focal」です。現在主流の遠近両用と言われているレンズは累進多焦点。度数の流れを作り、境目を無くして遠⇒中⇒近とマルチに焦点が合うようにした「multi focal」です。一般的には、遠近両用と言うと後者を指しますが実は全く違うものであり、単焦点で見ているのと同じ見え方の良さ、遠用レンズの中に近用レンズを小さくして埋め込んであるので、ハッキリと「遠」と「近」を自分の目で確認できる安全性、近用部以外は全て遠用なので広い視野である上に近用部の幅も25mm、28mm、45mmと選べ、累進多焦点の3倍~以上はるかに広い近用視野を確保できるレンズなのです。
このby focalレンズを長年使い続けている人は、multi focalレンズはまず使うことは出来ません。「見えない!」とおっしゃるはずです。日本画家 元東京藝術大学学長 平山郁夫画伯も生前ずっとby focalレンズを愛用していました。


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小玉幅25mm/28mm/45mm 遠と近が単焦点レンズの見え方


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境目のない遠近両用 イメージ



 
 

ゆがまない遠近 -by focal-

by focalレンズは、multi focalレンズが世に出るずっと前からある遠近両用レンズです。プラスチック製・ガラス製共に現在もあります。製作工程の中でも、小玉(老眼)を貼り付ける作業は一番の技術を要する難易度の高いレンズです。其れなりの製造技術を持っていない会社では作れません。近年、眼鏡業界にも様々な業態が出始め、中にはこういったby focalレンズを取り扱っていないところもあります。
by focalレンズを使っている御客様の比率で申し上げれば、遠近両用装用者全体の2割位といった比率でしょうか。このようなレンズを見たこともない、加工したこともない眼鏡技術者も居るかと思います。

装用者の比率が下がっているとは言え、無くなることのないレンズであるという事は、このレンズにしかない良さがあるからです。

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