■レンズの「型」を変える part3

今回の「玉型変更」の依頼例を御紹介します。

今まで大きいレンズの縁なし眼鏡を使っていたお客様ですので、その視界の広さにとても慣れています。新たに購入する縁なしフレームのレンズが小さいので大きい形にしてほしいとの事です。

店頭のフレームです。

型替え
この原型の形を大きい形に「玉型変更」します。


まず、似合う形を決めます。

型替え
このデザインが似合いましたので、
この型を作ります。⇒
型替え
型を作りました。要点は二ヶ所



 

赤い円の部分は、レンズと枠をきちんと接地させるために、若干の手直しをしました。


 

手直し1
一ヶ所目は(内側のライン)
レンズと枠が接地する
カーブです。⇒
手直し2
●●●の部分のカーブです。
このカーブが同じでないと、
レンズがグラつきます。
手直し3
二ヶ所目は(外側のライン)
レンズと枠が接地する
カーブです。⇒
手直し4
●●●の部分のカーブです。
このカーブも同じでないと、
レンズがグラつきます。


 
 

デモレンズを使い、違いを見ていただき完成です。

一度、来店していただいて「玉型変更前」と、「玉型変更後」の違いを確認していただきます。

変更前と変更後

型替え
右が既存の玉型、左が玉型を変更
したものです。
型替え
デザインも変わり、上下丈を8mm大きくしました。


■レンズに穴をあけて1本のネジをナットで止める従来型の縁なし眼鏡には、必ずレンズ支えと言って僅かな枠があります。
この支え部分とレンズがピタリと接地していなければ、どんなにナットを締め付けてもレンズは動きます。玉型デザインを変える場合でも、レンズの内側(鼻側)と外側(耳側)の枠に沿ったラインを変更する事は出来ません。