赤色感度の低下
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人間の目は、暗いところでは赤色に対する感度が低下し、赤い色がくすんで見え、鮮やかさがなくなります。赤色がくすんで見える程度も、光を通す水晶体のくすみ具合が大きく影響します。さらに薄暗い所では文字や色の濃淡がはっきりしません。そのため高齢になると若年層に比べ、室内照明の明るさも重要になります。 |
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レンズを通して見ても、赤色のくすみ感は変わらず、薄暗い所では赤色がくすんで視界が暗くなります。 |
特殊染色による赤色を補色したコーティング
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遠近両用、遠用、近用、中近レンズに対応。 |
光の感度が低下する赤色波長域での見え方をサポート。くすんで見えていた赤色の見え方に鮮やかさが戻る効果が期待できます。文字が読みやすい、色の濃淡がはっきりする 、薄暗い所で明るく感じる等の使用感が報告されています。 40歳以降限定。白内障手術による眼内レンズで明るさが充分に確保されている方は対象になりません。Nikonより限定された販売店のみの取り扱いとなります。 |
商品効果
本や新聞の文字が読みやすくなる。 |
色の濃淡がはっきり見えるようになる。 |
薄暗い所で今までより明るく感じる。 |
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ブライトクリアコート |
色の濃淡がはっきりする |
Nikonブライトクリアコート新名称、【シーコート ネクスト・ルビー】には、高精度に狙った色を微妙な濃度で着色されており、特定の色調の反射防止コートを組み合わせています。 |
※白内障により水晶体の透明度も落ちてきます。常時使う眼鏡をレンズ交換の際、コーティングをnikon「シーコート ネクスト・ルビー」にすることで明るい視界も得ることができます。
70代Aさんの場合
やや白内障が始まり、視力が落ち始める
R)sph+2.50D cyl-1.25D Ax90° 視力1.0
L)sph+2.50D cyl-1.50D Ax90° 視力0.7
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コーティングをnikon「シーコート ネクスト・ルビー」に
レンズを変えて良い視力が得られる場合、手術はしません。
R)sph+2.75D cyl-1.25D Ax90° 視力1.2
L)sph+3.25D cyl-1.50D Ax90° 視力1.2
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※老眼の初期の年齢で、屋外と室内で度数を分けて使う。過去に眼疾患がある。度数を弱めると暗くなる強い近視の目。コーティングをnikon「シーコート ネクスト・ルビー」にすることで明るい視界を得ることができます。
※加齢と水晶体のくすみも比例します。老眼鏡もコーティングをnikon「シーコート ネクスト・ルビー」にすることで明るい視界を得ることができます。
40代後半Aさんの場合
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強度近視のため強い眼鏡一つでは目が疲れるので、強弱を分けた眼鏡を
<遠用眼鏡>
R)sph-7.00D 視力0.7
L)sph-7.50D 視力0.7
<室内用眼鏡>
R)sph-6.50D 視力0.4
L)sph-7.00D 視力0.4
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80代後半Bさんの場合
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【白内障の左眼は、まだ手術はしません。】そのため、くすんでいる水晶体でも明るく見えるよう、老眼鏡にも赤色波長域を補色するコーティングをしています。
<近用眼鏡>
R)※n.c(矯正不能)
L)sph+2.25D cyl-2.25D Ax100°
(近見視力0.6)
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