■ADD(addition)=加入度

ADD(加入度)

ADD(加入度)とは、遠近両用等の処方に出てくる表記で、「年齢別に設けられた調節力不足分の値」。遠視(sph)や近視(sph)の遠用度数に加えることで正式な老眼の数値ができあがります。若いうちは加入度も弱く、年齢と比例して加入度も増えるのは年齢とともに水晶体の弾力性が失われることで、調節力も小さくなるからです。

※眼の屈折異常が近視と遠視とでは加入度にも違いがでてきます。元来、裸眼で近くが見やすい眼である近眼は、年齢マイナス五歳ほどの加入度で充分な場合が多く、年齢通りの数値を加入してしまうと強すぎる眼鏡となることも多々あります。逆に遠視眼は、年齢以上の加入度を必要とすることもあります。
老眼初期の年齢付近では、近視の人と遠視の人とでは老眼を必要とするまで数年の差があります。

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加入度+1.50 ⇒ +2.00 ⇒ +2.50
というように、年齢に応じて老眼の
度数も強まっていくと、見える範囲
も狭くなっていきます。               
(遠近両用の特徴※特に遠視の眼は顕著に現れます。)
年齢別加入度(addition) -個人差あり-
40歳~45歳 +1.00~+1.50
45歳~50歳 +1.50~+2.00
50歳~55歳 +2.00~+2.50
55歳~60歳 +2.50~+3.00
60歳以上 +3.00~



 
 

遠近両用眼鏡の度数表記(例)    spherical lems(球面レンズ)   Dioptre(単位)   cylindrical lens(円柱レンズ)   Dioptre(単位)   Axis(軸)

遠近両用の度数表記(例)

R)sph+1.75D(遠視) cyl-1.00D(乱視) Ax90°(乱視軸度)    Add+2.75

L)sph+2.25D(遠視) cyl-0.50D(乱視) Ax90°(乱視軸度)    Add+2.75

Addとは、additionの略です。(遠視に+2.75を加えるという意味)


老眼の部分はこういった度数になります。

R)sph+4.50D cyl-1.00D Ax90°

L)sph+5.00D cyl-0.50D Ax90°