ハードコンタクトは、角膜表面の形状を変化させます。硬い素材で角膜を「型押し」しているためです。
角膜は硬さと厚みを持つ一方で、非常に弾力性があり新陳代謝の活発な組織です。そのため硬いコンタクトレンズをコルセットのようにはめることで容易に形状を変え、また一度変わった形状を一定の時間維持することができます。実際に角膜にクセを付ける矯正法もあります。
眼鏡の度数を合わせる時は、最低でも3日、理想は一週間、レンズの使用をお休みして下さい。型押しされて形状が変化している状態では屈折度数も変化します。角膜を元の形状に戻して検査を行う必要があるからです。 |