■用途に応じた眼鏡 

用途に応じた眼鏡 1 「強い度と、弱い度を使い分ける」

若い人でも「強い眼鏡」と「弱い眼鏡」を使い分ける

老眼鏡かけるの?と思うかも知れませんが、そうではありません。パソコンなど、近くを長時間見ることが多い現代に適応した「眼精疲労の予防」といった表現が合うと思います。学生や社会人も「強い眼鏡」と「弱い眼鏡」を使い分け、目の負担を和らげる為に「焦点を近くに合わせた眼鏡」を使う方も増えつつあります。
 

40代女性の例(家で眼鏡をして、長い時間 読書やパソコンをしていると、最近疲れることが多い・・目の奥が痛くなる・・肩が凝る・・)

日常は主にコンタクトレンズを使っていて、メガネは基本的に家の中で使用。仕事中は人の様子がきちんと見えなければいけないし、車に乗ったりするので遠くが良く見えないと不都合との事。
 
 
まず、裸眼視力と矯正視力(目の実際の度数)をしらべてみました。

 

検査結果

右目裸眼(0.06)-4.50Dで矯正視力は1.2
左目裸眼(0.06)-4.50Dで矯正視力は1.2

使用中の眼鏡
右)-4.25D  視力1.0
左)-4.25D  視力1.0

使用中のコンタクトレンズ
右)-3.75D  視力1.2
左)-3.75D  視力1.2

 
 

眼鏡度数に問題あり!

裸眼視力と矯正度数の関係から、お客様の場合、小さな文字等が裸眼できちんと見える焦点距離は20cm程です。裸眼でのパソコンはご自身が近づかないと見えませんし、読書は本を顔にかなり近づけて読むと思います。とご説明。
 
使っている眼鏡は両眼で1.2が確実に見える度数で、裸眼と眼鏡との差がありすぎます。室内用で使うならそこまで遠くが見える眼鏡が必要でしょうか?テレビ・テーブルの上・室内の様子・そして手元に焦点が合うように度数を調整しましょうと提案しました。

 
右)-3.25D  視力は0.5(5メートル視力表にて)
左)-3.25D  視力は0.5(5メートル視力表にて)
 
両眼で0.6~0.7程度に遠くの視力を制限し、なるべく近くに焦点を合わせました。お仕事はコンタクトレンズを装用していただければ問題ないと思います。
 

ポイント!
コンタクトレンズを装用している方が、ある程度の年齢になると近見作業が困難になってきます。その場合、コンタクトレンズをしたままで+1.00D~+1.50D位の眼鏡をかけると、コンタクトレンズの凹マイナス度数と凸レンズのプラス度数との差し引きで度数が弱まり、近見が見やすくなります。

 

用途に応じた眼鏡 2 「中間距離に合わせる」