■Low age group 5歳~15歳

t.somon/momoko

結像点が網膜の手前と後方にある。 「混合性乱視」

小学生の(兄)と、就学前の(妹)

【兄】片眼が正視、片眼が混合性乱視。視力の左右差が発生しており、眼鏡矯正を行なわないと片眼だけで物を見てしまうようになり、眼鏡を装用することで両眼視ができます。正視眼だからと言って度なしレンズにするのではなく、両眼で見た時に正視眼の方にも凸レンズを入れたほうが近くを見た時に眼の中の過剰な調節を防いで調節緊張の予防ができます。視力が裸眼でも1.2、+0.25Dでも1.2であれば凸寄りの数値を選択することで眼は楽になります。

【妹】眼鏡装用経験は3歳から。この場合、放置してしまうとレンズで矯正しても視力がでなくなってしまう弱視を防ぐ眼鏡です。入浴・就寝以外は眼鏡の装用が必要です。遠視・乱視を矯正することで網膜に鮮明な像が写され、物がはっきりと見えるので眼鏡をかける習慣がつくことで常に安定した視力を維持できるようになります。一般的に乱視は大人になってもさほど変わることがないのですが、成長につれ遠視は減退傾向にあります。

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右眼の焦点結像は正視。一方の眼は結像点が2つある「混合性」。このような焦点の場合は、片眼の視力が良くありませんが、両眼で生活していると気付かないこともあります。
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両眼ともに混合性で、遠視の焦点と近視の焦点。沢山の物を見て視力が発達していく幼児期における「視覚の感受性期」に、物がはっきり見えないということは視力の発達を妨げてしまい、結果として弱視になってしまうため早期の眼鏡装用が必要です。


度数を決定

【兄】
裸眼視力1.2
R)sph+0.25D 矯正視力1.2

裸眼視力0.6
L)sph+0.75D cyl-1.75D Ax180° 矯正視力1.2

【妹】
裸眼視力0.4
R)sph+2.00D cyl-3.00D Ax180° 矯正視力1.0

裸眼視力0.4
L)sph+2.00D cyl-3.00D Ax180° 矯正視力1.0

【参考まで】
■視力低下のサインには、以下のようなことがあります。

物を見る時に目を細める。 これはピンホール効果という現象を無意識に利用したもので、目を細めると網膜に入ってくる光を減らし、より鮮明に像を結ぼうとしているのです。このサインがでたら確実に視力は低下していますので早めに眼科を受診してください。
やたらに目をこすったりしている。 視力が低下してくると、目に過剰な力が入り、その結果、目の周りの筋肉が疲れやすくなるので、違和感を覚えて目をこする傾向があります。
テレビを近くで見ようとする。 興味のあるものを見る時など夢中になると、どんどんテレビや本などに近付いていってしまうものですが、頻繁に近付くようであれば視力の低下を疑ってみましょう。
勉強する時、机に顔を近づける。 視力が悪くなっていると、自然と対象物に近付きます。常にある程度の距離をとるように気をつけておくと、このサインに気が付きやすくなります。
物を見る時に顔を傾ける。 左右の目で視力差が生じていて、無意識に見やすい方の目に頼ってしまっている可能性があります。
片目を閉じて物を見ている。 急激に左右の視力差が生じ、物を立体的に見ることが難しくなっている場合もあります。

                  

 

眼鏡処方

【兄】
R)sph+0.25D

L)sph+0.75D cyl-1.75D Ax180°

【妹】
R)sph+2.00D cyl-3.00D Ax180° 

L)sph+2.00D cyl-3.00D Ax180° 

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TOMATO GLASSES
JUNIOR-A ブルー
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TOMATO GLASSES
JUNIOR-A ピンク
■子供(遠視)

■子供(近視)

■子供の眼鏡矯正

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noguchi

眼が疲れないようにするための眼鏡。 「遠視」

小学校低学年

近眼の多い御家族であるならば、二人兄弟のうち一人が近眼で、もう一人の視力も良くない気がしたら「この子も近視だ」と思うのが普通です。医療機関では裸眼視力がある程度良好な子供さんに対しては「遠視」を疑います。遠視の眼というのは絶えず眼の中でピント調節を繰り返すので非常に疲れやすく、特に小児の場合はとても強いピント合わせの力を持っており、その時その時の状況に眼の方が合わせてしまうため、正確な屈折異常の発見も困難と言えます。眼の中で調節が行なわれないように敢えて強い凸レンズを装用した状態(雲霧という状態)を作ってからゆっくり視力を出してゆき、良好な視力が出た時にどれだけの遠視度数が残るかで眼鏡装用をするか否かが決まります。

「頻繁に目をこすったり、パチパチさせたり、時折り見づらそうな表情をする」などの事があるので、眼の中で過剰な調節が起きないよう、近見視を重視した眼鏡を作ります。

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一見に視力が良くても、近くを見る時に更なる調節が必要になるため、眼精疲労を伴いやすく、凸レンズを装用する事で過剰な調節を防ぐ事ができます。
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眼の中の調節筋を使い続けて眼精疲労を起こすのは近くの物を見ている時です。遠視の治療用眼鏡を除けば終日かける必要はありません。

度数を決定

【遠見視力】
裸眼視力0.8
R)sph+0.25D cyl-0.25D Ax60°  矯正視力1.2
5メートルRed & Greenテストは、Red = Green
鮮明度は同じ

裸眼視力0.8
L)sph+0.50D cyl-0.25D Ax140° 矯正視力1.2
5メートルRed & Greenテストは、Red = Green
鮮明度は同じ

【近見視力】
裸眼視力0.6
R)sph+1.25D cyl-0.25D Ax60°  矯正視力0.8

裸眼視力0.6
L)sph+1.50D cyl-0.25D Ax140° 矯正視力0.8

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RedGreenテストの考え方-

基本的に眼鏡処方はRedが鮮明に見える状態で処方します。近視の眼鏡なら目に対して少々弱めに合わせてあるとRedが鮮明に。逆に過矯正の状態ですとGreenが鮮明に。これは目に対して度数が強すぎますよ!という合図です。
遠視の眼鏡なら目に対して充分な遠視度数が合わせてあればRedが鮮明になり、眼精疲労が出にくい状態です。逆に目に対して遠視度数が不足しているとGreenが鮮明になり、過剰な調節を促すため疲れやすくなるでしょう。
 

眼鏡処方

※この度数で両眼視1.2近い視力が得られ、これ以上度数をUPすると遠くが見えなくなります。遠くと近くが両方見えるこの度数を処方します。

R)sph+1.25D cyl-0.25D Ax60° 
(遠見視力1.2)(近見視力0.8)
5メートルRed & Greenテストは、Redが鮮明

L)sph+1.50D cyl-0.25D Ax140° 
(遠見視力1.2)(視近見力0.8)
5メートルRed & Greenテストは、Redが鮮明

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TOMATO GLASSES ジュニアA
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交換用パーツ付属

uchida

視力が良くなかったのは近視ではなかった。 「遠視」

小学校低学年

新学期になると学校で行なわれる視力検査「A」「B」「C」「D」の中で両眼とも「A」以外の場合は眼科への受診をすすめられます。「A」とは視力1.0以上、近視でも遠視でもない「正視眼」の状態です。両親とも眼鏡をかけていないと中々お子さん達の視力の良し悪しを見つけるのは難しいと思いますが、「視力が良くない」⇒「近視」とは限りません。幼児期に見つかる年齢相応以上の「強度の遠視」は治療が必要である上、眼鏡も保険適応にもなります。就学以降、3~4年生頃には眼鏡をかける子が増えてきますが、基本的には近視のために遠くがぼやけるので眼鏡を授業中に使う子です。対して遠視のために裸眼視力が良くない場合、近視と違って近くの見づらさをうったえる事があります。遠視は眼が疲れやすいため、眼鏡を終日かける事で疲れなくなり、悪かった裸眼視力も回復すれば弱視のようになる事はありません。
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一般的に近視の比率が多い中、検査の結果「遠視」が見つかる事があります。遠視の場合、眼鏡装用方法は近視とは異なります。視力が悪いからと直接に眼鏡店へ行かず、必ず眼科を受診して下さい。
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子供も大人も「遠視」の眼は、たえず眼の中の筋肉でピント調節を行います。その結果、とても疲労がともなう眼。疲れるので細かい作業を嫌がったり、大人の場合、嘔吐する事もあります。

度数を決定

【眼科受診時の矯正】
裸眼視力0.5
R)sph+4.00D
矯正視力0.7

裸眼視力0.7
L)sph+4.00D
矯正視力0.7

このように矯正には凸レンズが必要で、裸眼視力・矯正視力ともに見え方が上がらないのが子供の遠視の特徴でもあります。子供さんの場合は更に、点眼薬を使った精密検査をします。
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眼鏡処方

※遠視は、入浴時と就寝時以外の眼鏡装用が基本です。
R)sph+4.25D
視力1.2
L)sph+4.25D
視力1.2

【2ヵ月後の眼科受診時】
裸眼視力1.2
R)sph+4.25D
矯正視力1.2

裸眼視力1.2
L)sph+4.25D
矯正視力1.2

※眼鏡をかけた視力も良好、裸眼視力も大人と同じ視力に回復しました。

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■Anlim -アンリム-

minami

眼鏡はいつもかけている。 「近視抑制レンズ」

小学校低学年

学校で行なわれる視力検査「A」「B」「C」「D」の中で裸眼視力が「D」になると学業に支障がでる視力となります。皆、初めて眼鏡を使用した頃は授業中だけの使用です。度数が進み裸眼視力が下がっても授業中しか眼鏡をかけない子もいますが、日常的に眼を細めているようなら普段から眼鏡を使うようにした方が眼に対しての負担も軽減されます。昔から「眼鏡をかけると度が進む」という話しがありますが、身体の成長と比例して眼の度数も進むのでレンズを交換するタイミングが大事であり、あまりにも眼の度数が進んでから慌てて眼鏡をかけようとしても、本来必要である視力のレンズに眼の方が順応できず、回数を経て必要な視力に達した眼鏡にしていくこともあります。「眼鏡を使い始める時期」「レンズを交換する時期」は必ず眼科医に相談するようしましょう。
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近視抑制MCレンズはこのような状態で眼鏡店に届きます。フレームの決定後、「瞳」の位置を必ず印してレンズのアイポイントと重ね、レンズを削ります。
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いざという時に困らないように、鼻あて、耳にかかるケーブル等の専用交換部品が付属。御自身での交換は難しいので当店で保管もおこなっております。

度数を決定

【眼科受診時の矯正】
裸眼視力0.1
R)sph-5.50D
矯正視力1.2

裸眼視力0.1
L)sph-5.50D
矯正視力1.2

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処方されたMCレンズは、このような仕組みで出来上がっています。sph-5.25Dは遠くが見やすいように1.0の視力が出る度数。近くを見やすくするためには、遠くの視力が0.3のsph-3.75Dを下部に。
  

眼鏡処方

近視抑制MCレンズ
R)sph-5.25D
視力1.0
L)sph-5.25D
視力1.0

※通常の眼鏡レンズで合わせる場合は、片眼0.8程度で両眼で1.0見えるくらいの処方をしますが、レンズ下部に弱い度数を用いるMCレンズの場合は遠くの視力を強めても差し支えありません。

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■MCレンズ
カールツァイスビジョンジャパン
■TOMATO  GLASSES

mitui

近視抑制レンズ – 某眼科院長 ご子息 –  「中学生・近視」

中学生

小学校の高学年頃になると眼鏡をかける子が多くなります。眼鏡の使い方は「弱い近視は授業中だけ」、ある程度近視が強い場合は「常時かける」などです。眼鏡の合わせ方というのは、学年に応じた視力の確保と、眼が疲れないような合わせ方をしなければなりません。学校の視力検査で1.0以下の場合、眼科受診の用紙をいただきますが、皆が皆1.0以上に視力を矯正した眼鏡を使用するわけではありません。めいっぱい矯正して片眼1.2ずつの視力が出ても、一般的に両眼で0.8程度(これは片眼0.6ずつ)、または両眼で1.0程度(これは片眼0.8ずつ)の合わせ方が多い昔からの理由として、「強い度数は近視の進行を促進させる」と考えられ、近くを強い度数で見ることを避けるのが目的です。
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生まれた時は遠視。近視へ変わるまでの途中、遠視でも近視でもない時期(正視)を通過して近視へと移行します。最初から近視ではありません。現代の近くを長時間見る生活上の偽近視にも注意が必要です。
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上部の強い度数と、下部の弱い度数まで全てレンズ内に収まらなくてはいけませんので、極端に上下幅が狭いフレームはこのレンズに不向きとなります。

完全矯正度数

【完全矯正】
R)裸眼視力0.15 sph-2.75D 矯正視力1.2
L)裸眼視力0.15 sph-2.75D 矯正視力1.2
mcレンズの構造上、遠方視に強めの度数を用いても近方視は弱い度数で見る仕組みになっており、「調節ラグによる眼軸長の伸長」⇒「近視の進行」を抑制する効果を目的とします。
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処方した眼鏡レンズの構造です。
使用フレーム 老舗眼鏡総合卸商社 エンパイヤ original
  

眼鏡処方

眼鏡処方は、近視抑制MCレンズ
視力は両眼で1.0~1.2
※教科書やノートを見る部分は0.3の視力で見る事が出来ます。
R)sph-2.25D 視力0.8~0.9
L)sph-2.25D 視力0.8~0.9

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A.kondo

パソコン用(塾)・ 勉強用(お家)用の弱度眼鏡 「中学生・近視」

中等度の近視になったら、強い眼鏡と弱い眼鏡を分ける

弱度近視から中等度近視になってくると裸眼の焦点距離が近くなります。つまり小さな文字等に近付かないとハッキリ見えません。お家で勉強する時、テキストと目の距離が近いと自然と猫背になり姿勢が悪くなります。そこで活躍するのが遠くがあまり見えない弱い眼鏡。正しい姿勢を保てて、度が弱めなので目が疲れない等の利点があります。
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完全矯正度数と普段使う眼鏡

【完全矯正】
R)sph-5.00D 矯正視力1.2
L)sph-6.00D 矯正視力1.2
【普段使う眼鏡は、各眼0.8 両眼で1.0】
R)sph-4.25D 視力0.8
L)sph-5.25D 視力0.8
【左右裸眼の焦点距離】
R)sph-5.00Dという度数の目は、焦点距離20cm
L)sph-6.00Dという度数の目は、焦点距離16cm

度数 -5.00D -5.50D -6.00D -6.50D
焦点距離 20cm 18cm 16cm 15cm

眼鏡処方

眼鏡処方は「モニター授業や、お家での勉強用眼鏡」
※コーティングはブルーライトカットを使う。
※学校へかけていく眼鏡とは別に、度を弱めた眼鏡を別に持つ。
両眼で0.6
R)sph-3.50D 視力0.4
L)sph-4.50D 視力0.4
弱めの度数にすることで、目の中の調節筋にかかる負担を減らすことができます。結果、目が疲れにくくなる。強い眼鏡をかけたまま勉強していると目が疲れるから、裸眼で勉強していて自然と猫背になるのを防ぐ効果もあります。
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