■Middle age group 40歳代

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40代

maeda

術後は老眼鏡不要の近視眼 「白内障手術後の遠用眼鏡」

40代後半女性

近視の特権とも言えるのは、眼鏡をはずせば裸眼で近くが見えること。近視であれば誰でもそうではなく、小さな文字等にピントが合う距離が眼から50cm(-2.00D)眼から30cm(-3.00D)眼から25cm(-4.00D)眼から20cm(-5.00D)このあたりの-2.00D ~ -5.00Dの度数を持つ近視眼は老眼鏡が不要となることがほとんどです。白内障の手術で「近いところが見えるように合わせます。」となった場合、これは近視となるように人口水晶体(眼内レンズ)の度数を調整した結果。
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白内障の手術を行う前の「術前検査」によって、人口水晶体(眼内レンズ)の度数が決定されます。裸眼で遠くが見えるようにする人もいれば、近くが見えるようにする人もいます。視力の合わせ方により老眼鏡の要否が異なってきます。
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眼の度数というのは、検査機器の数値を100%信頼するものではありません。裸眼の焦点距離で、現在どのような度数であるのかを判断し、それに基づく眼鏡度数でまとめる必要があります。文字が眼前30cmあたりまでは「ぼやけない」この場合-3.00D位の近視眼。


度数を決定

【遠方矯正視力】
裸眼視力0.1
R)sph-2.50D cyl-1.50D Ax10° 矯正視力1.0

裸眼視力0.08
L)sph-2.00D cyl-3.00D Ax40° 矯正視力0.7

【参考まで】
白内障の手術は、基本的に角膜に処置をする手術ではありませんので、一般に乱視と言われる角膜乱視は残ります。術前の強い遠視を取り除き視力が良かった頃の眼に近づけたり、強度の近視であれば眼鏡を掛け始めた頃の軽度近視にしたりするのが一般的です。

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乱視が残るイメージ
 

眼鏡処方

【遠用眼鏡】
R)sph-2.50D cyl-1.00D Ax10° 
※円柱度数→乱視(cyl)の半分のパワーが、球面度数→近視(sph)のパワーとなります。
cyl-1.00D=sph-0.50D。
R)sph-3.00D
裸眼の焦点距離から求める度数となるように。

L)sph-2.00D cyl-2.00D Ax40°
※円柱度数→乱視(cyl)の半分のパワーが、球面度数→近視(sph)のパワーとなります。
cyl-2.00D=sph-1.00D。
L)sph-3.00D
裸眼の焦点距離から求める度数となるように。

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遠用眼鏡

N.tanaka

40代でも眼鏡を「強」「弱」に分ける。「中等度近視の近用眼鏡」

40代後半男性

「近視の人は老眼にならない」と思われていますが、遠くが見える眼鏡で小さな文字も問題なく読めていた頃と違って、眼鏡をはずさないと文字が読みにくくなってきたら老眼になったということになります。そうなった年齢の時、今までと同じように遠くが良く見える眼鏡で手元を見続けていると強い眼精疲労をともなうようになってきます。近視があれば裸眼で近くが見えるため、とくべつ老眼鏡というものを作る必要のない眼が多いのですが、50~70cmという離れたところは裸眼で見えないので遠用眼鏡を使っている人が非常に多いのも現実です。眼精疲労を回避するためには、【50~70cm】このような距離にピントが合った眼鏡をもう一つ持つ事が理想的と言えます。

近視の眼は、裸眼でピントが合う距離は裸眼より勝る眼鏡はなく、裸眼でも遠用眼鏡でも見づらい距離がはっきり見える眼鏡は、デスクワークが主な仕事の人には不可欠と言えるでしょう。

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眼が疲労するのは強い眼鏡で近くを見続けている時です。これは、眼の中の調節筋(毛様体筋)が常に働いている状態にあるからです。逆に遠くを見ている時、毛様体筋は休んでいます。老眼年齢に達すると以前よりも過剰な調節を要するために眼精疲労が顕著に。
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近いところを見やすくした眼鏡というのは、遠くを見えなくした眼鏡です。必要な距離に焦点距離を合わせるため、度数は最小限に抑えます。これは毛様体筋の働きも最小限に抑えることも意味し、同時に眼精疲労の予防にもなるからです。

度数を決定

【遠用の矯正度数】
裸眼視力0.08
R)sph-4.50D 矯正視力1.0

裸眼視力0.1
L)sph-3.50D 矯正視力1.2

※遠用の矯正度数とは「眼が持つ度数」、眼の実際の度数です。「焦点距離」とは、裸眼でピントが合っている距離。こちらのお客様は約30cmまでは裸眼で何でも見えます。つまり、裸眼が近用眼鏡の役目を果たします。

眼が持つ度数 焦点距離
-1.00D 100cm
-1.50D 66.5cm
-2.00D 50cm
-2.50D 40cm
-3.00D 33cm
-3.50D 28.5cm
-4.00D 25cm
-4.50D 22cm
-5.00D 20cm
-5.50D 18cm
-6.00D 16.5cm
-6.50D 15cm
-7.00D 14cm
-7.50D 13cm
-8.00D 12.5cm
-8.50D 12cm
-9.00D 11cm
-9.50D 10.5cm
-10.00D 10cm
  

眼鏡処方

【視距離50 ~ 70cmに対応】
中等度近視の近用眼鏡とは、「裸眼では見えないところ」「遠用眼鏡でも見づらいところ」を見やすくした眼鏡が重宝します。主な仕事がパソコン等のデスクワークであれば、一日の中で使う頻度がいちばん多くなるでしょう。

R)sph-3.50D

L)sph-2.50D

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視距離50 ~ 70cmに対応
この近距離を重視した眼鏡でも、5メートル視力表で0.4まで見えるので、室内用の眼鏡として使えます。こういった使い方ができるのは近眼の特権です。     

suzuki

運転用と常用を分ける 「中等度近視」

40代後半男性

日本人に多い中等度近視、読書等の手元を見る事に優れた眼であり、一生涯に渡り老眼鏡とは無縁の人も多く、年齢が経つにつれて視力が良い強い眼鏡でも見づらい、裸眼でも見づらい「1~2メートル近辺」に重点を置いた弱い眼鏡を常用している人が多いのも、近年の近見視作業の増加に伴う傾向でもあります。弱度の眼鏡は眼が疲れにくくなるからです。自動車の運転等に使う強い眼鏡を所持していれば特に困ることはなく、職業によっては2つの眼鏡を使う頻度を比べると弱い眼鏡の方が出番が多くなるでしょう。こちらのお客様も「文字ひとつひとつに眼が留まる」との事です。
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夜間は視力1.0に合わせた眼鏡も0.9に落ちます。運転用は良く見えるように合わせた眼鏡を持つ事が理想です。また、濃色サングラスをかける場合も同じで、無色のレンズよりも視力を強めにする必要があります。
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近視が強いと裸眼ではこのような距離が見づらくなり、強い眼鏡を使っていてもこの距離を見続けていると眼は疲労します。0.6程度に視力を制限した眼鏡の特徴は、この距離や周辺がとても楽に見ていられます。
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片眼ずつ豆電球を見ると電球が上下に動きます。やや上下の視線が同じところに向いていない傾向で、片眼にそれぞれ1プリズムのレンズを装着すると電球や視標が一つになります。
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実際にはやや斜め上下の右眼140°方向と反対側の左眼320°方向が厚くなるプリズムレンズをが必要。片眼に1プリズム必要であっても両眼で半分に分けることが一般的です。

度数を決定

【遠方完全矯正】
R)sph-3.25D cyl-0.25D Ax170°
1プリズム base140°
矯正視力1.2

L)sph-3.50D cyl-0.25D Ax10°
1プリズム base320°
矯正視力1.2

-2.50D 40cm
-3.00D 33cm
-3.50D 28.5cm
-4.00D 25cm

裸眼の焦点距離が、約30cmなので、眼鏡を外せば手元が良く見える眼なので老眼鏡を使う事はこの先何年も必要のない眼です。しかし、30cmより先は焦点が合わないため、弱い眼鏡があると重宝する眼です。

  

眼鏡処方

【運転用眼鏡】
両眼で1.5
R)sph-3.25D cyl-0.25D Ax170°
0.5プリズム base140°
視力1.2

L)sph-3.50D cyl-0.25D Ax10°
0.5プリズム base320°
視力1.2

【常用の弱度眼鏡】
両眼で0.6
R)sph-2.25D cyl-0.25D Ax170°
0.5プリズム base140°

L)sph-2.50D cyl-0.25D Ax10°
0.5プリズム base320°

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強い度数の運転用 弱い度数の常用は、
ブルーライトカット

simizu

今までは裸眼で困らなかった。 50歳に近付くと一定の距離がぼやける「近視」

40代後半女性

「適度な近視があれば、何時までも老眼は必要ない」とも言われますが、コンピューター画面等を終日見ている業務が多い近年の傾向として、定説通りにはいきません。従来なら「老眼は始まっているが、まだ弱い度数だから眼鏡は要らない」と言われるであろう弱度であっても、その眼鏡を使う事で眼がとても楽になります。
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眼の中ではレンズの役目をする水晶体が、その厚みを変化させる事で網膜にピントを合わせています。
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柔軟に厚みを変化させていた水晶体の柔軟性が失われてくる頃から、一般に「老眼」と言います。

度数を決定

【遠方の矯正】
裸眼視力0.5
R)sph-1.50D cyl-0.50D Ax90°
矯正視力1.2

裸眼視力0.5
L)sph-1.50D cyl-0.25D Ax50°
矯正視力1.2

【近方の矯正】
R)sph+0.25D cyl-0.50D Ax90°
L)sph+0.25D cyl-0.25D Ax50°
遠用眼鏡は車の運転のみに使用。普段は裸眼です。(両眼で0.6)今までは小さな文字も全て裸眼で見えていましたが、パソコンの先は見えるが画面がぼやけるようになってきました。ピントが合わない距離は眼鏡を使う必要があります。
  

眼鏡処方

眼鏡処方は「運転用の遠用眼鏡」
「仕事で使う近用眼鏡」
※UVカットのレンズを使う
※コーティングはブルーライトカットを使う。(PC用)
R)sph-1.50D cyl-0.50D Ax90°
L)sph-1.50D cyl-0.25D Ax50°

R)sph+0.25D cyl-0.50D Ax90°
L)sph+0.25D cyl-0.25D Ax50°

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運転用 仕事用(PC)
■ADD(addition)=加入度

 

年齢別加入度 -個人差あり-
40歳~45歳 +1.00~+1.50
45歳~50歳 +1.50~+2.00
50歳~55歳 +2.00~+2.50
55歳~60歳 +2.50~+3.00
60歳以上 +3.00~
【遠用度数】
R)sph-1.50D cyl-0.50D Ax90°
L)sph-1.50D cyl-0.25D Ax50°

【近用度数】
※遠用のsph-1.50Dに、年齢別に設けられた加入度+1.75を加えたものが近用の度数となります。
R)sph+0.25D cyl-0.50D Ax90°
L)sph+0.25D cyl-0.25D Ax50°

masiko

コンタクトレンズと眼鏡を併用 「近視」

40代女性

中等度に差し掛かる手前の-2.75Dという近視。その裸眼視力は0.2前後であり、強度近視の人とは違ってコンタクトレンズを外しても極端な不自由はないでしょう。軽度~中等度手前の近視の人に多く見られる共通点として、「眼鏡を持っていない」という点が挙げられます。持っていても眼鏡の出番が少ない為、10年以上前に作った眼鏡のままだったりで、現在の眼には合っていない眼鏡を持っている場合も多いものです。眼病が発生した時はコンタクトレンズの使用は一時中止が原則で、完治まで基本的には眼鏡での生活です。また、災害時の緊急時に何も持たず非難した際に一番困ったものとして「眼鏡」との声が多いそうです。
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角膜頂点間距離というのが眼鏡とコンタクトレンズには関係して、コンタクトレンズを作る時も、眼鏡を作る時もこの隙間の分の誤差を計算に入れて処方します。例えば、1.0の視力が出る-4.00Dのコンタクトレンズを使っている人が眼鏡も1.0にしたい場合は、-4.50Dの眼鏡を作らないと1.0の視力になりません。
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40代からの眼鏡を作る際に、第一に着目すべき事は「年齢と近視の変化」を考える事。近視眼の老化とは、今は0.8見える眼鏡であっても数年先には⇒0.9⇒1.0になってしまう事で、眼自体の「近視の減少」が起きる事。何年か先には再び0.8になるように度数を直す必要があるからです。

度数を決定

【完全矯正】
裸眼視力0.15
R)sph-2.75D
矯正視力1.2

裸眼視力0.15
L)sph-2.75D
矯正視力1.2

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◇画像clickで、涙とコンタクトレンズの良いお話し◇
【日常使っているコンタクトレンズは、左右-2.25D】
R)-2.25D×1.0
L)-2.25D×1.0
コンタクトレンズは、角膜頂点間距離が発生しないので【完全矯正】の値より弱くしても良好な視力を確保できます。
 

眼鏡処方

※使っているコンタクト度数の1割以内となるように。
両眼0.9
R)sph-2.00D 視力0.7

L)sph-2.00D 視力0.7

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縁が太くて色の濃いセルフレームは、女性がノーメイク時にお家用として使う眼鏡として定番となっています。また、ボストン型といって横幅が狭くて上下丈が深いレンズ玉型は、瞳から横に遠ざかるほどにレンズの歪み等が入るのを防ぐと同時に、上下の広い視野を確保できる形です。

hata

左右でそれぞれ焦点距離が違う眼。 「両眼の焦点距離を合わせたパソコン用眼鏡」

40代後半女性

小学生の時から近視の眼鏡を掛けており、数年前にレーシック(角膜屈折矯正手術)を受けた40代後半女性の例です。老眼の初期に差し掛かかっている年齢でもあり、小さな文字なども見にくくなってきているのですが、手元は片眼をつむった方が見易くて、職場でパソコンを使う距離では両眼の方が見易いが、非常に疲れるとの事。
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遠方と近方の完全矯正

【遠方の完全矯正】
※目の方で過剰な調節が働かないよう、雲霧状態にして検眼
※PC作業等の仕事で目を酷使している場合、正確な矯正度数を得るために行う検眼方法です。R)裸眼視力0.6
sph-0.50D cyl-0.50D AX110° 矯正視力1.5

L)裸眼視力1.0
sph ±0.00 cyl-0.75D AX 90° 矯正視力1.5

【近方の完全矯正】
眼前33cmにて近見視力を検眼。※眼科では33cmという検査距離が定められています。R)裸眼視力0.8
矯正度数 sph+0.25D
■右遠方矯正度数のsphに+0.75D加入
矯正視力1.0。
乱視を入れると見え方が悪くなったので
乱視(cyl-0.50D)は入れません。

L)裸眼視力0.3
矯正度数 sph+0.75D cyl-0.25D AX90°
■左遠方矯正度数のsphに+0.75D加入
矯正視力1.0。
右目と同じ乱視数値(cyl-0.50D)を差し引き、cyl-0.25Dのみ残した方が見え方が良い。

眼鏡処方

眼鏡処方は「視距離50cmパソコン用眼鏡」

R)sph±0.00
(裸眼が視距離50cmちょうど)

L)sph+0.50D cyl-0.25D Ax90°
(視距離50cm)

※!ポイント
裸眼の右目は近くが良く見えて、左目は遠くが良く見える若干の不同視力の目です。そのため近くの物を見た時に双方の目が持つ焦点が違ってきます。右目は近視なので近くを見ることに関して非常に有利で、左目は近視がないので近くにピントが合いません。業務などで、定められた一定の距離での長時間作業においては両眼の焦点を合わせた眼鏡を掛けると良いと思います。※遠方度数に補足する年齢別加入度数は、近視系の場合は実年齢よりも軽くになることが多いです。

年齢別加入度 -個人差あり-
40歳~45歳 +1.00~+1.50
45歳~50歳 +1.50~+2.00
50歳~55歳 +2.00~+2.50
55歳~60歳 +2.50~+3.00
60歳以上 +3.00~

ishikawa

モノビジョンでは合わせられない「度数が強い眼が利き目の不同視」

40代後半男性

近視が強い眼と近視が弱い眼を持ち、近視が強い方の眼が「優位眼(利き目)」であるならば、その眼が主となるように視力を合わせなければなりません。不同視の場合は眼鏡よりもコンタクトレンズの方が装用感に優れるのは、度数の差によって発生する「左右での物体の大きさの違い」を感じないからです。しかし、眼にとってはコンタクトレンズは異物ですので、無限に使用して良いわけではなく帰宅後は眼鏡で過ごす事が一般的です。宅内で眼鏡に換わった時、その眼鏡の視力がコンタクトレンズと同等である必要はありません。遠くよりもテレビ等の中間距離や手元の方を優先に合わせた眼鏡の方が眼の疲労も和らぎます。
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割合的には視力が良く、度数が軽い方の目が「利き目」となっている事が多いのですが、逆の人もおります。何れも優位眼(利き目)の方を見やすく合わせる事が必要で、優位眼の視力を決定したら一方の眼は優位眼を超えない視力に定める事。
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コンタクトと眼鏡の両方をフルに使う不同視の人は稀で、年齢が若いほどコンタクトが中心となる傾向です。眼鏡の方は「近見重視」が基本で、いつも使っているコンタクレンズの度数より1割アップ程度に留めると、自然と近見重視の眼鏡になります。

度数を決定

現在の眼鏡
R)sph-5.75D 視力1.0
L)sph-3.25D cyl-1.00D Ax30° 視力0.9

現在のコンタクトレンズ
R)sph-5.25D 視力1.2
L)sph-3.25D 視力0.8
※眼鏡とコンタクトが、ほぼ同じ視力で作られている。

【完全矯正】
裸眼視力0.04
R)sph-6.00D 矯正視力1.2

裸眼視力0.08
L)sph-3.50D cyl-1.00D Ax30° 矯正視力1.2

目が持つ度数 焦点距離
-3.50D 28.5cm
-4.00D 25cm
-4.50D 22cm
-5.00D 20cm
-5.50D 18cm
-6.00D 16.5cm

裸眼時の焦点距離を表しています。極小文字は眼鏡をはずして裸眼で見えます。左眼の「sph-3.50D cyl-1.00D」をsphに直すとsph-4.00Dとなります。

  

眼鏡処方

※右眼を優位眼とした【家用の眼鏡】
R)sph-5.25D 視力0.7
L)sph-3.00D cyl-0.75D Ax25° 視力0.7p

コンタクトレンズも修正
R)sph-4.75D 視力1.0
L)sph-3.75D 視力1.0p

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文章中に出てくる「1.0p」の「p」について
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(例)視力検査表1.0列の「ひらがな、ランドルト環」が横に5つ並んでいるうち、半分以上(3つ以上)判読が出来れば、視力は1.0です。2つまでしか判読出来なかった場合は、部分的に見えたということになり、p(partial)とされ、1.0pと判定されます。病院によって多少の違いはありますが、0.9とするドクターもおります。簡単に説明すると、視力1.0の中にも1.0が完璧に見える「強めの1.0」と曖昧にしか見えない「弱めの1.0」が存在します。優位眼(利き目)と他眼を分けた処方をする際に、この「p(partial)」を上手く使う事があります。

kobayashi

老眼が始まってきたが、度数を工夫する。「強度近視」眼鏡装用経験は8歳から

40代後半男性

近眼でも皆、一定の年齢に達すれば眼の中では老化現象がはじまります。以前は遠くが良く見えるように合わせた眼鏡をかけていても、そのまま近くが見えていたが「眼鏡を外さないと近くが見えない」または、「弱い度数の方が近くが見やすい」といったことが起こります。特に強度近視は、眼鏡を外してしまったらピントが眼前15cm位になってしまうので、眼鏡をかけたままの方が何事もスムーズに行えます。老化現象というのはピント調節力の衰えであり、若いうちは調節力の低下も少ないので、低下した分を遠用度数から差し引いた眼鏡をかければ老眼鏡というのは必要ありません。常時、車を運転しない人なら免許の更新ができる程度の視力にすることで、遠くも近くも1つの眼鏡でOKです。

※近視の人は老眼になるのが遅いと言われていますが、遠くを見ることよりも近くを見ている時間が圧倒的に多い近年は、従来の定説通りにならない事が多いです。

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【近点が遠くなる原因】遠⇔近のピント合わせにも調節不足が起こり始めます。近点30cm位で見ていると辛く、離した方が見やすくなるのは調節力の低下。遠ざかった近点を戻す必要があります。
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【不足した調節力分を引く】sph(近視)cyl(乱視)、このうち近視の度を1.00D弱めたことは不足した調節力の分を補った形になります。よって、遠用眼鏡でも近くが見えるようになります。 

度数を決定

【完全矯正】
裸眼視力0.03
R)sph-6.75D cyl-1.00D Ax10° 
矯正視力1.2

裸眼視力0.03
L)sph-7.00D cyl-0.75D Ax175° 
矯正視力1.2

年齢 調節力 近点
10歳 12D 8.3cm
20歳 8D 12.5cm
30歳 7D 14.3cm
40歳 4D 25.0cm
年齢 調節力 近点
45歳 3D 33.3cm
50歳 2D 50.0cm
55歳 1.5D 66.7cm
60歳 1.0D 100cm
 

眼鏡処方

両眼で0.8~0.9
R)sph-5.75 cyl-1.00D Ax10° 視力0.7

L)sph-6.00 cyl-0.75D Ax175° 視力0.7

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屈折異常を矯正した状態で、眼は近点33.3cmというのが基準になり、遠ざかった近点を33.3cmに戻すためにはどの位の度数が必要かで老眼の度数が決まります。遠方視力0.8~0.9の眼鏡にして再び近点が45歳時の33.3cmに戻るので、まだ眼鏡を2つに分ける必要はありません。

sugimoto

右眼は近視、左眼は遠視。 「左右で性質の異なる眼」

40代後半女性

低年齢であれば何の問題もない度数の差であっても、大人になって初めてきちんと矯正された左右不同の眼鏡を装用することは困難で、違和感なく使いこなせる度数の差は【1.00D】まで。正式に矯正してしまうと「確かにはっきり見えているが、使いずらいような・・」そういった不自然な違和感が出ます。「元々近くが見える眼を、もう一方の眼が追い抜いてしまうような見え方」が起こるといった装用感でしょうか。
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裸眼の見え方です。近視の右眼は手元が見やすく、対して遠視の左眼は遠くが見える。御本人の希望は【左眼の近見矯正】遠くは現在のままが良いとの事。
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作った眼鏡の見え方はこのようになります。遠くは今まで通り左眼が優位の状態で、近くは見ずらかった左眼を見やすくして、右眼よりも見やすくしないこと。
左)遠近両用、右)度なしレンズです。

完全矯正度数

【遠方の完全矯正】
R)裸眼視力0.5 sph -1.00D 矯正視力1.2
L)裸眼視力1.0 sph+0.50D 矯正視力1.2
【近方の完全矯正】
R)裸眼視力0.8   sph+0.50D  矯正視力0.8
L)裸眼視力0.4   sph+2.00D  矯正視力0.8
【不同視力の特徴】
遠くの視力が0.5の右眼は、近くの視力は0.8。
遠くの視力が1.0の左眼は、近くの視力は0.4。

左右で異なる屈折異常では、「一方が遠くを、もう一方が近くを」というように自然と役割分担が出来上がっています。レンズで無理やり同じ視力に固定されてしまうと、今までと勝手が違ってしまうのでとても使いずらい眼鏡となってしまうでしょう。

【不同視に関するページ】
  

眼鏡処方

眼鏡処方は遠近両用
※業務は「設計事務所」眼鏡の用途は建設現場。遠くも近くも頻繁に見なければならないため眼鏡はかけたままが良い
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右は度数のないレンズ。 左眼のみ遠近両用レンズです。

maeda

緑内障の手術後 「手術直後の(仮)眼鏡 ~ (正)眼鏡」

40代後半女性

緑内障は、眼圧が高くなり、視野が欠けてくる目の病気です。一般的には、目のなかの 房水(ぼうすい)が増大し 眼圧が上昇、視神経を圧迫することで発症します。緑内障の主な原因は、前房内の房水(ぼうすい)が隅角(ぐうかく)からうまく排出されず、眼球内の圧力が高くなることなのですが、正常眼圧緑内障といって、眼圧が高くないにもかかわらず緑内障になることもあります。日本緑内障学会で行った大規模な調査(多治見スタディ)によると、40歳以上の日本人における緑内障有病率は、5.0%であることが分かりました。つまり40歳以上の日本人には、20人に1人の割合で緑内障の患者さんがいるということになります。
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右眼は、おおよそ半分の視野狭窄(見える範囲が狭くなる)左眼は、鼻側の視野狭窄。緑内障における視野狭窄は、鼻側から始まります。
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房水と呼ばれる眼の中を流れる水が眼の外へ流れなくなって眼球内に溜まり、目の中の圧力が上昇するのを防ぎます。

度数を決定

【遠方の矯正】
裸眼視力0.2
R)sph-2.75D 矯正視力1.0

裸眼視力0.1
L)sph-1.75D cyl-2.50D Ax50° 矯正視力1.0

【近方の矯正】
裸眼視力0.8
R)n.c

裸眼視力0.8
L)n.c

手術後4ヵ月経過して、検眼をしました。
※non corrigunt(n.c) どのようなレンズを用いても今よりも良い見え方は得られない。ご自分の眼が一番見やすいという事です。
 

眼鏡処方

眼鏡処方は「弱めの遠用眼鏡」
※UVカットのレンズを使う
両眼0.7
R)sph-2.00D 視力0.5

L)sph-1.00D cyl-2.00D Ax50° 視力0.5

※!point  L)乱視cyl-2.00D の半分が近視(sph)のパワーとなるので、左眼をsphに直すとsph-2.00Dとなり、左右バランスの良い度数になります。パソコンも出来て室内を見やすくして眼に負担がかからないようにしました。

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■(仮)度数 ~ (正)度数

 

手術直後の(仮)眼鏡
完全矯正
R)sph-1.75D cyl-1.75D Ax30° 矯正視力0.7
L)sph-0.50D cyl-3.00D Ax50° 矯正視力0.5

作製眼鏡
R)sph-1.75D cyl-1.50D Ax30° 視力0.5
L)sph-0.50D cyl-2.00D Ax50° 視力0.3

縫合等の影響で、術直後しばらくは、本来の眼と違う度数になります。これについては度数が落着くまで数ヶ月かかる白内障手術も同様の事。眼の方が落着けば度数も正確に定まり、視力も出るようになります。

裸眼視力0.2
R)sph-2.75D 矯正視力1.0

裸眼視力0.1
L)sph-1.75D cyl-2.50D Ax50° 矯正視力1.0