■白内障手術までの仮合わせ眼鏡

3ヶ月後に右目白内障の手術を予定している60代女性の例です。左目は視力が良く、手術対象外です。ご本人曰く、常時視力の良い左目だけを使って見ているので疲れるとの事。希望としては、テレビが好きなので、そういった凝視する時に右目も見える眼鏡がほしい・・
早速、矯正視力の測定と現在使っている眼鏡度数を確認しました。

 

視力測定

右)裸眼視力0.2 
sph-1.50D cyl-1.00D AX90°
近視と乱視を入れて矯正視力が0.7まで

左)裸眼視力1.2
sph+0.50D
弱度の遠視のみで、矯正視力も1.2


使っている眼鏡

(右レンズ)
sph+0.25D cyl-0.75D AX90°
この度数で視力は0.2 裸眼視力と同じ

(左レンズ)
sph+0.50D
この度数で視力は1.2 視力測定値と同じ


右レンズのみ交換

右)sph-1.50D cyl-1.00D AX90° 
視力は0.7

左)sph+0.50D(今の眼鏡のまま)
視力は1.2

左右の差も2.00Dに抑えられ、装用テストも違和感なし。


※通常、白内障が進行している過程においての眼鏡レンズ交換は、症状が変わると見えなくなってしまう為、無意味となる場合が多く、手術までの仮合わせ程度にしかなりません。この方のように数ヶ月後に手術が決まっているのであれば、眼鏡のレンズは取り替えないで手術後に新たな眼鏡を作るというのが本来の判断ですが、不自由を感じている御本人と「仮の合わせ」について説明をし、ご納得いただいた上でおこないました。