■乱視用コンタクトレンズについて

■乱視用コンタクトレンズは、乱視の方向に合った位置(角度)で安定することが必要です。レンズが回転してしまうと見えにくくなります。一般的にポピュラーなジョンソン&ジョンソンの乱視用レンズを例に挙げます。
 

どのように装着しても乱視軸度が定まる設計

レンズの上下を薄く、左右をやや厚めに設計されており、数回のまばたきでレンズが乱視の方向にすばやく合致して正しい方向に安定する仕組みになっています。
 

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乱視用レンズの設計


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まばたきすることによって回転


■近視のみのレンズは左右の区別だけで方向の区別はありませんが、乱視用の場合は角膜形状の歪みに対して逆歪みの形状をレンズで作り、装着して均一面化し視力補正しますので上下の安定が重要です。これは眼鏡レンズも同じです。眼鏡レンズは動きませんから乱視軸度は常に一定。コンタクトレンズは動いてしまうと軸度が狂って見にくくなる為、乱視用コンタクトレンズはつけている時に動かないよう工夫されています。(まばたきの際に軸度の位置が整うように)

 

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眼鏡乱視用レンズ


製品情報 1dayアキュビューモイスト 2week オアシス
乱視度数 -0.75D -1.25D -1.75D -2.25D -0.75D -1.25D -1.75D -2.25D
乱視軸度 10° 20° 60° 90° 120°
160° 170° 180°
10° 20° 60° 90°
120° 160° 170° 180°


 
 

眼鏡の乱視矯正との違い

眼鏡レンズの場合、乱視度数は0.25D~5.00Dまで製作可能で、乱視軸度は分度器のように、1°~180°まで軸度を定める事が可能です。使い捨てコンタクトレンズの場合は上記表のように、一般的に多いであろう軸度でまとめられています。
例えば、乱視矯正値の軸度が50°であれば60°を選択。30°であれば20°を選択するといった感じです。眼鏡よりスッキリ見えない事もあります。