■コンタクトレンズを装用した状態で掛ける眼鏡 3

<60代女性の例>

遠くが見えるコンタクトレンズを装用したままで掛ける老眼鏡を作る。

強い近視のため、日常はソフトコンタクトレンズ(SCL)を装用しています。各眼の視力は、右)0.6 左)1.0 右眼が見にくい状態になっています。まず、コンタクトレンズをしたままの状態で、現在、各眼に、どの程度の度数が不足しているかを探ります。

コンタクトをしたままの不足度数チェック

R)sph+0.25D cyl-0.75D Ax100° 視力1.0
L)sph±0.00D(追加矯正なし)    視力1.0

※(右)ソフトコンタクトのため、乱視(cyl)が矯正できていない。更にsphにプラス凸が入るという事は、近視の度を弱めた方がよい過矯正であります。
sphにマイナス凹が入る場合は、やや弱めに合わせてあるコンタクト度数です。



■使用しているコンタクトレンズの度数は、ご本人も明確には把握していませんでしたが、不足度数チェックにおいて、右眼は度が少々強すぎであり、左眼は丁度ぴったり。全体的には、やや強めに合わせ過ぎの様です。近い内にコンタクトレンズの度数も調整した方が良いことをお伝えしました。

後日、コンタクトレンズの度を、やや弱めに調整しても問題なく使えるように、左右の差をつけないで少し弱めの年齢別加入度数+2.50Dと、乱視を加えた近用眼鏡を作ります。

作製眼鏡

R)sph+2.50D cyl-0.75D Ax100°
L)sph+2.50D

!ポイント コンタクトレンズを装用したままで掛ける眼鏡は、年齢別加入度数と、コンタクトでは矯正されていない乱視度数で作ります。


■コンタクトレンズを装用した状態で掛ける眼鏡 4(片眼は、眼内レンズ挿入眼)