■近視の進行によって不同視ではなくなる

4年前の屈折状態と、眼鏡合わせ

裸眼視力
右眼)1.0
左眼)0.3
完全矯正値
sph+0.50D cyl-1.00D Ax180° 矯正視力1.2
sph-1.75D  cyl-0.75D Ax180°   矯正視力1.2

左右差2.00D以上で、両眼の屈折状態の性質が異なります。不同視眼の分類上は、雑性不同視です。

不同視眼の眼鏡合わせの場合、視力の良い方はきちんと合わせ、視力の悪い方は合わせ過ぎないこと。更に、不等像がでない左右差とする事。
右眼は、遠視+乱視の混合性乱視眼。左眼は、近視+乱視の近視性乱視眼。遠視・近視・乱視この3つが存在する眼です。

遠視は、自分の眼で過剰な調節をして見るので遠視がある右眼には、凸レンズをきちんと合わせてあげる方が、近くが見易くなり、眼にとってはとても楽です。近視は、遠くが良く見える度数で近くを見る事で、過剰な調節が起きるので度数は弱めに合わせます。

作製眼鏡

R)+0.50D cyl-1.00D Ax180° 視力1.2
L)-1.25D                       視力0.8

左右差を2.00D以内に抑え、両眼で見た場合でも物が二重に見えるなどの訴えもありません。

上記は、平成23年度の検眼結果であり、年齢も16歳です。


4年後の屈折状態と、眼鏡合わせ

成長と共に近視の進行が見られ、4年前の雑性不同視ではなく、両眼共に近視性乱視眼となり、左右差も少なくなりました。

裸眼視力
右眼)0.6
左眼)0.1

矯正視力
R)sph-1.00D cyl-1.00D Ax 10° 矯正視力1.2
L)sph-2.00D cyl-1.00D Ax170°矯正視力1.2

作製眼鏡

R)sph-0.50D cyl-0.50D Ax 10° 視力0.8
L)sph-1.50D cyl-0.75D Ax170° 視力0.8

※両眼共に近視となったので、眼鏡を外せば手元にピントが合います。厳密には左右の焦点距離が異なりますが、ご本人はあまり苦にならないようです。現在20歳です。